料金は時期で変わる!安く通える時期とは?
自動車の運転免許を取得する方法には、主に通学する方法と合宿して行う方法の2通りがあります。
合宿免許は東北や北陸など地方都市で行っていることが多く、地元に住んでいる人は参加することができません。
合宿免許のメリットは卒業までの日数が非常に短いことと、費用が通学に比べて安いことです。
ただ時期によって費用は大きく変動することがあります。
価格は大学生が休みになる時期が高くなる
合宿免許の価格は通学の場合と同様に、多くの参加者が集まる時期に高くなり、参加者が集まりにくい時期は安くなります。
具体的には夏休みや春休みは高くなり、それ以外の時期は安くなることが多いです。
参加者のほとんどが大学生なので、大学が休みになる時期が高くなり、学期中は安くなるというわけです。
合宿免許は決められたスケジュール通り教習を受けなければならず、途中で休むことができません。
卒業までの期間は通常2週間前後ですが、その間は休まず合宿に参加することが条件となっています。
そのために大学生にとっては授業がある5月から7月や10月から12月、そして1月から2月にかけては参加することが難しくなります。
そのため自動車学校としては価格を安くすることによって少しでも参加者を増やしたいわけです。
大学生以外で合宿免許の費用を安くしたいのなら、このようなシーズンオフの時期に参加するのがおすすめです。
割引率は自動車学校によって異なりますが、激安な学校であれば200,000円を切るような価格を設定している場合もあります。
また夏休み期間である7月から10月にかけてのハイシーズン中であっても、7月や10月は少し安くなり、8月特にお盆前後は高くなる傾向があります。
そのため夏休みに参加する場合でも、7月か9月がおすすめです。
卒業までの2週間を確保できれば参加は可能ですので、少しぎりぎりのスケジュールになるかもしれませんが、検討してみると良いでしょう。
オフシーズンはどのくらい安くなるのか
ハイシーズンとシーズンオフとではどのくらい価格に差が出るのかは、各自動車学校によって異なります。
最大50,000円以上安くなることも珍しいことではありません。
このくらいの差額が出ると、かなりお得感があります。
またハイシーズン中でも2万円程度の価格差が出ることもあります。
価格は入校するタイミングによりかなり細かく設定している自動車学校も多いので、よくチェックすると良いでしょう。
また、同じ自動車学校でもどのような宿泊施設に泊まるかによって価格は変わってきます。
ホテル泊なのかそれとも寮に宿泊するのか、1人部屋なのかそれとも2人、あるいは3人以上の相部屋なのかで20,000~30,000円の差になることがあります。
各種割引を使うかどうかでも数万円単位で価格が変わります。
たとえば団体割引や早期予約割引などうまく利用していけば、やはり5,000~20,000円程度安くなることもあります。
オフシーズンに一人で参加するよりも、ハイシーズンであってもこのような割引を利用することによって、オフシーズン並みの安さでお得に参加することもできるわけです。
通学よりも費用を抑えたいから合宿免許を選ぶとするなら、入校時期や割引制度などをフルで活用することをおすすめします。
もちろん、自動車学校によっても価格は違います。
原則地元以外であればどこの合宿免許でも参加することができるので、全国規模で価格を比較してみると良いでしょう。
シーズンオフに参加するメリットは安さだけではない
ところで、オフシーズンというのは価格が安いというだけではありません。
教習生の数が大幅に減少するので教習所全体が空いてくるというメリットもあります。
宿泊施設はもちろん、教習コースも空いているので、気持ちに余裕をもって練習することができます。
これは隠れたメリットと言って良いでしょう。
初めての運転というのはとにかく緊張するものですが、空いていれば気持ち的にも余裕が生まれ、リラックスして練習することができます。
また、練習に集中ができれば、一気に卒業を目指すことができることでしょう。
またインストラクターも教習生が少ない時期のほうが心に余裕が生まれることでしょう。
インストラクターも疲れてくるとイライラしてしまうものです。
さらに宿泊施設が空いているというのも大きな魅力で、やはり宿泊施設が混んでいると他人に気をつかうものです。
個人部屋を頼んだとしても、寮の中ですれ違ったり、食堂ですれ違ったりはしますので、その都度気をつかうことになります。
しかし、オフシーズンであれば参加者も少ないので、プライバシーも確保しやすくなります。
高いお金を払って個人部屋を確保しなくても、2人部屋を実質的に個人部屋のように使うことができるかもしれません。
このように安いオフシーズンは色々なメリットがあるのです。
時間に余裕がある人は、わざわざ混んでいる3月や8月に合わせて参加する必要はありません。
この安い時期にお得に参加することをおすすめします。